心に残った日常を一枚の写真に。
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Nikon F801S + AiAF 50mm F1.8D
信州は北安曇郡八坂村の鷹狩山で撮った写真です。
この時も確か朝3時頃に出かけ、5時くらいに着きました。現地には展望台があり、北アルプスがどーーん!と見える素晴らしいロケーションです。12月28日だったと思いますが、私はすでに仕事が休みに入っておりました。
着だるま状態で車を降り、その展望台の階段を上ったところで三脚を出そうとすると・・・ギョッとしました。なぜなら先客がすでにスタンバイしていたからです。こんな真冬の早朝にまさか人がいるとは思わなかったので、たいそう驚きました(あちらも驚かれたと思いますが)
挨拶をして、少し話もしました。
その方は大町市の方で、よくアルプスを撮りにここへ来られるそうです。機材を見ると、三脚からカメラから、本格的で経験が長いことを見て取れました。
それからはお互いに撮影に集中し、日が出てくるまで夢中で撮っていました。
太陽が昇り、アルプスがはっきりと姿を見せ始めると、その方は撮影をやめて言いました。
「今日はほとんど朝焼けにならなかったなあ。アルプスが真っ赤に染まるのは年に数回だよ。」とおっしゃって、機材を片付け始めました。
「お帰りですか。」
「ああ、これから仕事に行かなきゃ。」
「!!」
時計を見ると7時半。8 時から始業なのでしょう。
てっきりその方も仕事が休みだと思いこんでいました・・・。仕事の前に撮影ポイントに行く。しかも信州の真冬に。朝早く。・・・わたしにはできません・・・・。
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