心に残った日常を一枚の写真に。
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LEICA MP
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ある方(仮にAさんとしましょう)から聞いた話なんですが、Aさんは
体調が悪かったりすると、いつも針をお願いする鍼灸師さんが
いらっしゃるそうです。
ある時Aさんは鎖骨を骨折してうまく体を動かせない状態が
あったそうなんですが、ある日その鍼灸師さんの所へ伺ったそうです。
鍼灸師さんにお会いした時、その鍼灸師さんは開口一番
「お疲れのようですね。」とおっしゃったそうです。
その鍼灸師さんは全盲なので、当然こちらの様子が全く
わからないはずなのです。
少々驚いたAさんでしたが、気にせず治療を受けたそうです。
しかしそんな状況ですので、肩がうまく動かせなかったそうです。
寝返りを打とうとした時鍼灸師さんは、
「急がずゆっくりでいいですよ。」と
Aさんの様子を見ているかのようにおっしゃったそうです。
Aさんが不思議に思って聞いてみると、目は見えないが「感覚」で
様子がわかるんだそうです。
本当だとしたら(いや、本当なんでしょうけれど)人間の能力というのは
凄いですね。
「体の一部の機能が使えなくなることで別の感覚が鋭く発達した」のかも
しれません。
だとしたら、もともと一人ひとりにそのような能力が備わっていると
言えるかもしれません。
ただ、私も含め、あまりにも楽な生活に慣れきっている人たちのそういった
能力は、ほとんど使われず退化させてしまうだけなのでしょうね。
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