心に残った日常を一枚の写真に。
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MINOLTA TC-1
安部首相が以前から「美しい国づくり」という
ことをうたっていますが、その政策からは
それが伝わってきません。
そもそも「美しい」とはどのような状況を言うのか、
どうすることがその「美しい」に繋がっていくのか、
よくわかりません。
美しい国づくりの一つとしてなのか、教育の再生に力を
入れているようです。4月には全国学力一斉テストも
行われました。
学力の低下が叫ばれている中での一斉テストだったわけですが、
この学力低下論争も、将来的な国際競争力の低下につながる、という
側面が強い気がしてなりません。
確かに将来を担う子どもの学力低下はすなわち国家間の競争力の
低下に繋がります。
でも、思うのです。
他の国よりもなるべく有利な状況になるよう外交努力をすることや
他の国よりも経済力をつけるといったそんなことよりも、
他の国と協力し合い、互いの国民同士が仲良くし、
みんなが幸せを感じられる国を創る、
そんな人材や社会を育てるべきだと。
ブータンという国は、国民総生産よりも、「国民総幸福量」という基準を
重視しています。
その政策を知ったとき私は「なんと素晴らしい国だろう!」とある意味
衝撃を受けました。
「物やお金が全てではなく、文化や伝統、自然を大事に
することが国民の幸せにつながる」という、国王の考え方、
そしてその政策に拍手です!
聞くところによるとブータンの国王は21歳の時に、
この国民総幸福量のことについて演説されたそうです。
安部首相とその側近の方々、少しは見習ったら?
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